<奴隷 小春> その4
僕のカメラのフラッシュが光るたびに、小春は羞恥でその白い体をくねらせた。
「いやぁぁぁ…」
恥ずかしさのあまり、小春は時々小さく声を漏らしている。
頭を左右に振り、それに合わせて髪の毛が揺れる。
それでも股間を押さえている両手は、しっかりと強く力が込められたままだ。
「体は、こっちに向けなさい」
僕のカメラから逃れようとするかのように横を向いていた小春に、僕は命令した。

小春は僕の声に反応して、横を向いていた体を少しだけ正面に戻した。
「ちゃんと正面を向きなさい、小春」
名前を呼ばれたら、決められた通りの返事をしなくてはならない。
「…はい、ご主人様…」
そう答えて、小春はまた少しずつ体の向きを正面に戻した。

股間を押さえながら、小春が泣いている。
「ああぁ…」
いい声だ。
こんな声が聞きたかった、こんな悶えが見たかった、こんな羞恥の姿を眺めたかったのだ。
出会って一番最初の調教の時に見せる羞恥の姿は、また格別だ。
何度か調教していくうちに、だんだんと羞恥心が薄れていってしまうものだ。
今しか見ることのできない姿を、僕は堪能している。

羞恥でゆがむ口元、股間を押さえている手の指の動き、こすり合わされるように動く両膝、左右に振られるお尻、それらすべてが僕のS性を喜ばせる。
今日、初めて会った男性の目の前で、恥ずかしい姿になって悶えている女の子だ。
小春の白い肌に、赤い首輪がよく似合っていた。
