M女の隠れ家

<奴隷 小春> その9
床に座り込んだまま、小春は体を小さく振るわせている。

「うぅ・・・・」

首輪のリードの先を、ベッドの端につないだ。
途中までショーツを引き下げられた女の子が、床に座ってうめいている。



小春の指先の動きや小さく震える肩を見ていると、この子が本物のM性を持っていると、実感できる。
鎖のリードと首輪だけでも、これほどの反応を示すのだ。

麻縄だと、どんな反応をするのだろう?
僕はカバンの中から、数本の麻縄を取り出した。



カバンから取り出した麻縄を、床にうずくまっている小春の背中を流れるように少し垂らした。

「ひゃ・・・・・」

小春の体が、ビクンと反応した。

「ほら、これはどうだ?」

僕は手に持っていた数本の麻縄をバラリとうずくまっている小春の体に乗せた。

「あうぅぅ・・・・」

麻縄の感触に小春は体をくねらせている。
生成りの麻縄には、独特な匂いがある。

その匂いを初めて知り、初めて麻縄の感触をじかに肌で感じている。
体の上に垂らされた麻縄で、小春の体は時々ピクンピクンと動いた。

「う・・・」

泣くような、そしてうめくような声を漏らした。



小春は、床に垂れてきた麻縄を手に取って握りしめた。
体の上に垂らされた麻縄の感触を、自分の手で確かめているようだ。



初めて知る麻縄の感触に、小春の好奇心がうずいたようだ。
まるで小さな子供がおもちゃを与えられたかのように、少し楽しそうな感じで麻縄を握ったり動かしたりしている。

「その麻縄で小春を縛るぞ」

「はい、お願いします・・・」

小春は、僕の声に今度は意外にもはっきりとした声で答えた。