M女の隠れ家

<愛奴 沙織> その31
沙織を麻縄で縛り上げて、ホテルの部屋のテレビ台の前に立たせている。
白い肌に巻き付く麻縄が、いやらしさを感じさせる。

両膝を固くこすり合わせるようにして閉じている。
いやらしさと美しさをミックスしたような、不思議な感覚を覚えた。





「どうだ、こんなふうにして縛られて?」

「・・・・・・」

僕の問いかけに、沙織は無言のままうつむいている。
何も答えない。

僕はさらに問いかけるようなことはしなかった。
ただ、沙織のこの姿を写真に撮って行った。