M女の隠れ家

<愛奴 沙織> その39
この部屋は、壁一面が鏡になっているから、沙織の後ろ姿も同時に写真に写る。
白くてスラリとした沙織の体が、前後同時に見ることができるのだ。

調教が終わったあとでは、沙織も僕のポーズの要求に素直に応じている。



「もう少し体をこちらに向けなさい」

「はい」

「両手はそのままだよ」

僕に言われるままに、沙織はポーズを取って、その裸の写真を撮られて行った。

「うん、きれいだ」

「・・・」

僕が褒めると少しはにかむようにして、沙織は微笑んだ。



僕は、今日は沙織の写真をいっぱい撮った。
今日の調教は、これで終わりだ。

「さあ、一緒にお風呂に入ろう」

「はい」

「よし、じゃあ首輪を外すよ」

そういうと、沙織はベッドの上で四つん這いになって首を僕のほうに向けた。
首輪を付けたままお風呂に入るわけにはいかない。

首輪の革がふやけてしまう。
このホテルのお風呂は広くて、二人が一緒に入ってもゆったりと遊ぶことができるほどだ。

お風呂の中でお湯に浸かりながら抱き合い、何度もキスをした。



僕のほうが先にお風呂から上がって、沙織を待っている。
ほとんど僕のほうがお風呂から先に上がる。

それは、沙織がタオルで体を拭いている姿を写真に撮りたいからだ。
まるで盗撮をしているような感じがして、調教の時の写真とはまた違ったいやらしさを感じる。



無防備で、沙織はそのスラリとした体にカメラのフラッシュを浴びている。
少し恥ずかしそうにしてチラリと僕のほうを見た。

「やだぁ」

沙織は僕をにらむような顔で、言った。