M女の隠れ家

<奴隷 玲奈> その6
僕の調教のパターンは、大体決まっている。
いきなり全裸にして麻縄で縛り上げるようなことはしない。

こうやってジワリジワリと少しずつ、そして一枚ずつ着ているものを剥ぎとっていく。
行きつ戻りつしながら、M女性の羞恥心を高めていく。

そんな恥ずかしさでいっぱいの時に見せる表情や仕草が、僕は大好きだ。

「そうだ。そのまま動くなよ」

股間を両手で押さえている玲奈に、僕は言った。
玲奈に近づき、今度は左のブラジャーだけをグイッと引き下げた。

「いゃ・・・」

やはり反射的に声が漏れるのだろう。
おとなしくてひかえめな感じの玲奈だが、小さく声を漏らした。

股間を押さえていた左手が、サッと動いて胸を押さえおっぱいを隠した。
それでも、玲奈は体を前に屈めたり体全体を後ろにひねったりするようなことはせず、まだしっかりとその場所で立っている。

首輪に付いた鎖のリードが、マッサージチェアに括り付けられているから、その場から動かないのだろうか。



「こんな恰好をさせられて恥ずかしいか?」

「・・・はい」

小さく可愛い声で、玲奈は答えた。

「そうだよな、恥ずかしいよな。じゃあその右手を後ろに回してもらおうか」

「・・・」

返事をせず、玲奈はまるで聞こえなかったかのように動かない。

「右手を後ろに回しなさい」

「・・・はい、ご主人様」

僕が声のトーンを変えていうと、ようやく玲奈は返事をした。



玲奈は、ゆっくりと股間を押さえていた右手を後ろに回した。
これまで隠していた黒い陰毛が丸見えになった。

引き下げられたTバックのショーツが、太ももで止まっている。
全部脱がせてしまうのではなく、こんな中途半端な姿が僕の好みだ。

玲奈は、伏し目がちで黙っている。