M女の隠れ家

<奴隷 玲奈> その22
ずっとこのまま縛られていたいというのが、玲奈の気持ちだろう。
だが、それはできない。

縛りはそれ自体が体に負担をかける行為だ。
あまり長くは縛ったままでいることはできない。

そろそろ玲奈の体も縄から解放しなければならない時間だ。

「玲奈。縄を解くよ」

「・・・はい・・・」

まず両手を縛っていた縄を解いた。
玲奈の手首や二の腕に赤く縄のあとが残っている。

玲奈はまだぼんやりとした表情のまま、解かれた縄を手で触ってその感触を確かめているかのようだ。



縛られていると、あまりの気持ち良さにそのまま眠ってしまう女性もいると聞く。
だが、そんなに気持ちのいい縄も、いつかは解いてしまわなければならない。

玲奈も縄の気持ち良さに、名残惜しそうな表情だ。



両手を縛っていた縄を解いただけで、まだ体に巻き付いている縄が残っている。
これを解くには、体を起こしてもらわなければならない。

横になったままでは解きにくい縛りなのだ。

「玲奈。体を起こすよ」

自分で起き上がることのできないほどに、玲奈は縄の気持ち良さに酔っている。
僕は玲奈の体を抱いて、ゆっくりと起こした。

「ここで膝立ちになって」

「・・・はい」

玲奈の体をベッドの上に起こし、その体に巻き付いている麻縄を僕は解いていく。