M女の隠れ家

<奴隷 桃花> その21



桃花の体を布団の上に横たえると、妖艶さがさらに際立つようだ。
その豊満な体つきとはうらはらに、まるで少女のような顔立ちに見える。

さっきまでのテレビ台の前に立たされていたり、ベッドの上で膝立ちで立たされていた時とはちがいね体はもう横になって安定している。
もうフラフラとした不安定さに怯えなくてもいい状態だ。

ただ、麻縄緊縛の快感に身を任せていればいいのだ。

「ふっ・・・ふっ・・・」

桃花の呼吸する音が、かすかに聞こえてくる。
白くて丸い桃花のおっぱいは、まるで僕に揉んで欲しい、乳首をつまんで欲しいと誘っているかのようだ。



桃花は荒い息をしながら、麻縄で縛られたその体を僕のカメラの前に晒している。
横たえた体は、もうカメラのフラッシュで反応することもない。

「ふっ・・・ふうぅ・・・」

小さく聞こえる呼吸の音と、僕のカメラのシャッター音だけがこの部屋の中で聞こえる。

「どうだ? 気持ちいいのか?」

「・・・」

桃花は僕の問いに反応せず、ただぼんやりとした表情で宙を眺めているかのようだ。
目がとろんとしている。



いろんなSMのDVDや写真集などを見ることがあるが、こんな表情のM女性はめったに見ることはない。
縄に酔っている時のM女性の表情は、縛られて苦痛の表情ではない。

また感じて喜んでいるという表情でもない。
ただ、その快感に身を任せているだけだ。

その時の表情が、今の桃花に現れている。