<愛奴 優香> その43
「ふっ・・・ふ・・・ふう」
股間縄の刺激を受けながら歩かされて、優香はもう十分に被虐性を燃え上がらせているだろう。
この縛りをされて、優香の呼吸が荒くなってきている。
こんな写真を撮るのも、僕の楽しみのひとつだ。
フラッシュが光るたびに、優香の顔がピクンと反応する。


「こんな風に縛られて、気持ちいいなあ?」
「・・・はい」
優香はこの縛りの気持ちよさを味わっていて、そのまま素直に僕の問いに答えた。
「じゃあ、そんな優香の姿を窓の外の人にも見てもらおうか?」
「いやぁ・・・」
僕の言葉に優香はすぐに反応した。
またさっきのようにカーテンを開けられるのを優香はすぐに理解した。
今まで股間縄の刺激で足を動かすことを拒んでいたのに、僕のこの言葉を聞いてカーテンの前から逃げようとした。

だが、鎖のリードは電気スタンドに止められている。
優香は、電気スタンドの横からリードの長さ分しか動くことができない。
僕は窓のカーテンをサーッと開いた。
「いやああぁ」
優香は恥ずかしさに声を上げて、体を屈めようとする。
だが、この縛りをされてしまっていては、体を屈めることはできないし、少しでも体を屈めようとすればそれだけ股間に通された縄が食い込むようになる。

