<愛奴 優香> その57
このいやらしい縛りをされて、甘い吐息を漏らしながら体を揺らしている優香に、僕はさらに過酷な責めをする。
乳首クリップだ。
しかも、ゴム紐付きの乳首クリップだ。
僕はバッグの中から、ゴム紐の両端に乳首クリップを付けたものを2本取り出した。
「さあ、今度はこれだ」
既にツンと飛び出したような恰好になっている優香の右の乳首に、僕はこのクリップを挟み付けた。
「い・・・いゃぁ」
優香は、小さな悲鳴を上げた。
「ほら、こっちにも付けるぞ」
左の乳首にも、クリップを挟んだ。
「あぅう・・・」
クリップが優香の両方の両方の乳首に噛みついている。
その乳首クリップに付いているゴム紐を、さらにもうひとつのクリップの付いたゴム紐と交差して、そちらのクリップはベッドカーテンの上に挟み付けて留めた。
「ああぁ・・・」
乳首に噛みついているクリップは、これでどれだ動いても優香は外すことができない恰好になった。
どう動いても、ゴム紐が伸び縮みするだけだ。
しかも、伸び縮みするたびに、噛みついているクリップは優香の柔らかな乳首をひねり上げる。


「あうぅ、いやっ・・・いやあぁ」
どうだ?これは」
「痛い・・・、いたい・・・です」
優香の乳首が痛々しいほどにクリップで歪んでいる。

「ああぁぁ」
優香は麻縄の縛りの気持ちよさと、乳首クリップの刺激で、泣き声を上げた。
体を揺らすと、クリップがゴム紐に引っ張られて動き、乳首をひねり動かしていく。
いい泣き声だ。
優香の泣き声は、僕にはすごく心地いい音楽だ。

この縛りをされてから、優香はほとんど目をつむっている。
縄の気持ちよさに、優香はたっぷりと体を酔わせている。
その気持ちよさに、さらに乳首の刺激が加わったのだ。
「はっ・・・はっ・・・はっ」
優香の呼吸が荒くなってきた。
