<奴隷 真菜> その3
テレビ台に鎖のリードで止められているから、真菜が動くことの出来る範囲は限定されている。
真菜は、そのテレビ台の前で僕の縄の味を感じ始めている。
「あぁ・・・」
小さく声を漏らした。
「ほら、この縄は気持ちいいね」
「・・・はい」
真菜が僕の声に素直に答えた。

縛られてまだ数分しか経っていないのに、真菜の体が揺れながら傾いていく。
上半身が円運動を描くようにして揺れながら、斜めに体が傾いている。
縄の気持ちよさを知っている真菜だ。
真菜の体が揺れるたびに、首輪に付けられた鎖のリードがジャラリと音を立てる。


「ふー」
真菜が深い息を吐いた。
縄の味を過去2回の調教で、もう知っている。
真菜は僕と出会うまで、他の男性との経験はないと言っていた。
つまり処女だというのだ。
そんな真菜を、処女のまま僕は調教して行く。
