<奴隷 真菜> その24
縄の気持ち良さに、真菜は体を揺らし始めた。
「うぅ・・・ふうっ・・・」
立っているのが辛そうだ。
鏡に体と頭をあずけ、呼吸を荒くしている。

「ようし、こっちに来なさい」
僕は鏡に寄りかかるようにしていた真菜を、リードで引きながらベッドに誘った。
「また膝立ちになってベッドの上に上がりなさい」
「・・・はい・・・」
真菜は僕に言われるままに、この縛りで膝立ちになってベッドに上がった。

この縛りでは、さっきよりもさらに体のバランスを維持するのが難しい。
「あっ・・・ああぁ」
真菜の体が、傾いて行く。

真菜が体のバランスを保とうとして腰を引くと、股間に通された麻縄がさらにきつく食い込んでくる。
「あうっ・・・」
その瞬間、真菜が呻くような声を上げた。
真菜の乳首が、痛々しいほどに飛び出している。

