M女の隠れ家

<奴隷 真菜> その28
柔らかなベッドの上で、いつまでも膝立ちの状態を維持し続けられるものではない。
揺れて倒れそうになっている真菜の体を、僕は抱きかかえるようにして、ゆっくりとベッドに寝かせた。

真菜の表情が、和らいだ。



「はぁぁ・・・」

大きく息を吐くようにして、真菜は声を漏らした。
ベッドの上で体を横にされたことで、縄の気持ち良さをたっぷりと味わっているかのようだ。

さっきまでとは、表情が違って見える。





真菜の目がトロンとしている。
ぼんやりとしているかのようにも見える。

焦点が定まっていないかのようなうつろな目をしている。
縄の世界に沈んでいるM女の目だ。

この縛りをされて、真菜は縄の世界を味わっていた。