<奴隷 凛> その36
乳首にクリップを付けられただけでも十分に痛いのに、それがゴム紐を通じて鎖のリードに繋がって揺さぶられている。
体を前屈みにしようとすれば、きつく股間縄が食い込んでいく。
辛い責めだ。
「も、もう揺らさないで・・・」
凛が僕に涙目になって哀願してきた。
そろそろか。
僕は座っていたソファから立ち上がって、凛の乳首に噛みついているクリップを外した。
「・・・ああぁ」
クリップは外す時がまた痛いのだ。
乳首のクリップ責めは、ここまでだ。
泣いている凛の肩を抱いて、僕はベッドに凛を連れてきた。
「ほら、膝立ちになってベッドに上がりなさい」

「・・・はい」
凛は僕の命令どおりに膝立ちになってベッドに上がった。
「そうだ、そこだ」
僕がカメラを向けると、凛は反射的に顔を背けた。
「こっちを向いて、膝を閉じなさい」
「はい・・・」
とても素直ないい返事だ。
凛は僕の言葉のとおりにベッドの上で膝を閉じた。

だが柔らかいベッドの上で膝立ちになって両膝を閉じると、体のバランスを保つのが難しくなる。
ましてや両手を後ろにして縛られ、体全部が縄でギチギチに縛り上げられているのだ。
しばらくすると、凛の体がグラついた。
「あ・・・」
凛が体のバランスを崩して、反射的に腰を引こうとした。
「あうっ・・・」
腰を引くとオマンコに通された股間縄がさらにきつく食い込んで、敏感なところを刺激する。

「ああぁ・・・」
さっきまでは乳首の痛みで泣いていた凛が、今は股間縄の刺激で泣いている。
でもどちらもいい泣き声だ。
凛の腰が、なまめかしく動いた。
