<奴隷 里美> その10

僕は里美にもっといろんなポーズをとらせたい。
このすっきりとした若鮎のような体を、存分に嘗め回すように僕は写真に収めたかった。
「そう、いいポーズだ。可愛いよ」
僕がそういいながらカメラのフラッシュを光らせると、少し眩しそうに眉を細めてからはにかむように微笑んだ。
「胸を突き出して」
僕の言葉にそのまだ幼さの残る胸をツンと突き出す。
「さあ、次は横になって寝なさい」
「はい、ご主人様」
僕の言うことに素直に従ってくる。

全裸で赤い首輪だけ付けられた格好で、僕から恥ずかしい写真を撮られている。
里美は、それを喜んでいる。
この部屋は天井に大きな鏡が付いているのだ。
仰向けになってその鏡を里美は見ている。
全裸で赤い首輪を付けられた自分の姿に、少し恥ずかしげにしながらも、嫌ではなさそうだ。
腰をひねり、僕の要求に応えてポーズを取った。
パイパンの股間が被虐性を見せている。


