<奴隷 里美> その16
僕の奴隷となった里美の姿を正面から見ると、麻縄が幾何学模様のようにその白い肌に巻きついていた。
パイパンの股間には、ひし形になった麻縄がその割れ目に食い込んでいて、消えている。
スレンダーな体に、麻縄での縛りはとてもセクシーだった。
白い肌、赤い首輪、そして幾何学模様の麻縄のコントラストが、美しさを感じさせる。

「きれいだよ、里美」
僕は里美のそう声をかけて、カメラでその姿を写し取っていく。
フラッシュが光ると、里美は少し照れたような、また少し恥ずかしそうな表情を見せる。

白いすべすべの肌が、ややピンク色に変わってきたかのようだった。
僕の命令のとおりに、里美はソファの前に立ち、麻縄で縛られた体を僕の前に晒していた。
まだ19才という若さの女の子の肌は、とてもきめ細かくて、光に反応してその輝きを増しているかのようだった。
里美が足の位置をしきりに気にしている。
足の位置を気にしているというより、その股間に食い込んでいる股縄の刺激に反応しているのだった。

少しでもその体を動かせば、股間に食い込んでいる股縄は、その敏感なところを刺激する。
今、まさに里美の股間は食い込んでいるる股縄の刺激を受けつつあった。
麻縄が肌の食い込み、里美のM性を刺激している中で、その股間もすでに十分に敏感になっていた。
「う・・・」
里美は小さく声を漏らす。
「どうした?」
僕は里美がどんな風に反応するのかを楽しみにして見ている。
「麻縄が体に巻きついているぞ」
麻縄の魔力が、じわりじわりと里美の体と心を捉えていく。
「うぅん・・・」
また少し声のトーンが変わった。
麻縄で刺激されている股間は、どんな状態なのか僕は推測が付いている。
太ももにも巻きつけた麻縄は、少しでも体を動かせばそのまま股間も刺激するような仕掛けにしてある。
いつまでも、このままじっと立っていられるわけではなかった。
里美の体が少しずつ反応し始めていた。
