<奴隷 まりあ> その30
さっきまでの拘束台とは違って、今はまりあの体を立ち上げさせているのは一本のチェーンだけだ。
股間へのローターの刺激で、まりあの体はゆらゆらと前後左右に揺れる。
その揺れによってまりあの乳首がまた前後左右に引っ張られる。
「いやあぁ」
「乳首が痛いなあ? まりあ」
「い、痛いです・・・」


ローターの刺激でちゃんと立っていられない。
まりあの体がふらふらと揺れて、足元が動いてしまう。
その動きでゴム紐が乳首を引っ張り上げる。
「ああぁ、ご、ご主人様ぁぁ・・・」
切ないまりあの声が、僕を呼んでいる。
ただ、黙って僕はそんなまりあの様子をしばらく眺めていた。
アルファインの部屋の中で、まりあはまるで踊っているかのようにゆらゆらとその白い体を揺らしている。
その姿を僕はゆったりとソファに座って、眺めていた。

「ほら、鏡を見て、自分のいやらしい姿をよく見るんだ」
まりあは鏡を見ることに、素直には従わなかった。
「ちゃんと鏡を見ないと、お仕置きだぞ」
そういって、僕はまりあのTバックのショーツから出ているまりあのお尻を撫ぜた。
「あん・・」
僕にお尻を触られて、まりあが敏感に反応した。

Tバックのショーツとまりあのスベスベしたお尻が、とてもセクシーだ。
そのお尻をゆっくりと撫ぜまわしていく。
「いやらしいお尻だなあ、こんな下着まで履いて」
お尻から股間に手を入れると、ビーンというローターの振動が指に伝わってくる。

「僕の言うことに素直に従わなかった罰として、今度はこのお尻に鞭だ」
「え?」
まりあがおびえたような顔をした。
