<奴隷 絵里香> その32
絵里香の乳首に付けられたクリップのゴム紐には、鎖のリードがぶら下がっている。
それがゆらゆらと揺れ、その動きに合わせて乳首のクリップも動く。
乳首の痛みは、この動きで増幅されていく。
「いやぁ・・」

「ご主人さまぁ・・・、取って・・・、取ってくださいぃぃ」
「ほう、どうしたんだ?」
僕に乳首のクリップを取って欲しいと哀願している。
「写真を撮って欲しいのか?いいぞ、いくらでも写真を撮ってやるぞ」
そう言って僕はカメラで写真を撮ろうとした。
分かっているのに、僕はあえて違うことを言ってみる。
「いやあ・・、クリップですぅ・・」

「クリップを取ってください・・」
その可愛い乳首に付いているクリップを外して欲しいという意味だということは、もちろん僕は十分に承知している。
だが、絵里香の言うままにクリップを外してやるつもりはない。
「クリップを外して欲しいのか?だめだ」
僕はそう言って床に垂れている鎖のリードを少し持ち上げた。
「ほら、もっと乳首をいじめてあげようか」
絵里香は、激しく怯える。
「いやっ、いやぁあ・・」
僕は絵里香の声を無視して、少し持ち上げた鎖のリードを離した。
鎖のリードは床にジャラリと落ち、その時にゴム紐がグインと引っ張られる。
「いやあ・・」
絵里香の乳首に強烈な痛みが走った。
一旦、引き伸ばされたゴム紐は反動でまた縮む。
そしてまた伸びる。
数回、ゴム紐は伸びたり縮んだりしていた。
そのたびに、クリップにも引っ張られる力が加わり乳首に激しい痛みが走..る。
「ああぁぁ・・」
絵里香が泣く。
「そうだ、いい声だなあ」

「その泣き声を、もっと聞きたいな」
僕はそう言って、カバンの中から鞭を取り出した。
その白くて丸いお尻が突き出されているのを見て、僕は鞭を入れたくなったのだ。
パシーン。
「きやぁ・・・ああぁぁ・・」
絵里香の高い泣き声がホテルの部屋に響いた。
パーン。
白くて丸い突き出されているお尻に、赤い線が浮かんでくる。
鞭で打たれて、絵里香はよろよろと数歩前に足を出した。
その時、乳首からぶら下がっていた鎖のリードが大きく揺れた。
「ああぁ・・」
腰を屈めて歩くとさらに股間縄が食い込む。
股間縄の刺激と乳首の痛み、そしてお尻に振り下ろされる鞭の痛み。
これらが同時に絵里香を襲っている。
鞭で打つのを止めても、絵里香はゆらゆらと揺れている鎖リードの動きに泣かされていた。
「あああぁ・・」
「ほら、乳首が痛いなあ。股間縄も段々と食い込んでくるしなあ」
そう言いながら、また僕は鞭を振り下ろす。
バーン。
「きやっ・・」
いい声だ。
奴隷の泣き声、その表情は、S男性をゾクゾクさせるものがある。
「ようし、さあまたこっちに歩きなさい」
僕は鎖のリードを引いて、股間縄がさらに食い込んでいる絵里香を歩かせる。
「うううぅ・・・・」
さっきの鏡の前まで、泣きながらよろよろと絵里香は乳首のゴム紐に付いているリードを引かれて、連れてこられた。
