<奴隷 絵里香> その42
ピンクのTバックのショーツのお尻が、セーラー服のスカートをめくり上げられた格好で、丸出しになっている。
とても被虐的な姿勢で、絵里香は僕の足元にいる。
セーラー服が持っている不思議な魅力が、さらにこの姿から強烈に引き出されているかのようだ。
男を刺激する姿だ。

このままその丸いお尻にかぶりつきたいほどの衝動が、僕の股間を襲ってくる。
「もういいぞ」
僕がそういうと絵里香はホッとしたような表情で、それでいて少し寂しいような感じで、そのまま床に座った。
赤い首輪に鎖のリードはまだ付けられたままだ。

セーラー服姿の女の子が、赤い首輪を付けられ鎖のリードで固定された姿で、ホテルの床に正座している姿も、なかなか被虐的だ。
セーラー服はどうしてこんなに男心を奮わせるのだろう。
ゾクゾクするような興奮を覚える。
だが、この興奮を我慢するのも、また楽しみのひとつだ。
この後にさらに刺激的な楽しみが待っているのなら。

「絵里香、さあ、立ちなさい」
「はい・・、ご主人様」
僕の言葉に素直に従って、絵里香はその場で立ち上がった。
「これから麻縄で縛るぞ、いいな?」
聞くまでもないことだが、僕は絵里香に念を押すようにして問いかけた。
「・・・はい・・・、お願いします・・・」
絵里香はそういって、僕の方を少しだけ見て、また床に目を落とした。
裸にして縛るのではない。
このセーラー服のままで縛り上げるのだ。
僕はセーラー服と麻縄の組み合わせは、とても刺激的な絵になると思った。
僕は絵里香の首輪に付いている鎖のリードを外した。
「さあ、後ろを向きなさい」
絵里香は何も言わず、その場で僕に後ろ姿を向けて、黙って両手を後ろに回した。
こんな仕草がM女性の心を現している。
僕はカバンから取り出した麻縄で、その後手に回された手首を縛っていく。
セーラー服の布地に麻縄が擦れて、シュルシュルという音を立てた。
いい音だ。
両手首を縛り上げた麻縄をそのまま胸に回して縛り上げていく。
絵里香の膨らんだ胸を挟むようにして、僕は麻縄をかけていった。
「よし、出来たぞ」

「さあ、このドアのところに来て立ちなさい」
僕は麻縄で上半身を縛り上げた絵里香を、またさっきの位置に立たせた。
