<奴隷 絵里香> その43
「うん、いいよ、そこで立っていなさい」
僕の言葉に、絵里香は黙って従っている。
胸の大きさが強調されるような縛りにしたため、セーラー服の上着がむっちりとした感じでおっぱいを覆っている。
セーラー服と赤い首輪、そして麻縄で縛り上げられた女の子の姿。
これらがとてもよくマッチしている。
男を刺激する姿だ。
これから、この姿を僕はじっくりと嬲っていく。
じわりじわりと辱めていくのだ。
いやらしいことをじっくりと・・・。

まずは、そのセーラー服の紺色のスカートをめくることにしよう。
僕は手に持ったカメラを置いて、絵里香に近づいていった。
「そのまま動くな」
そう言って、ぼくは紺色のスカートの裾に手をかけた。
はっとしたかのように、絵里香は腰を後ろのほうに反射的に引いた。
「こら、動くな」
僕の声の厳しさを感じた絵里香は、また元の姿勢に戻る。
「・・・あ・・・」
履いているスカートの裾が少し僕の手で持ち上げられた時、小さく声を上げた。

自然に出る反射的な声だろう。
スカートの裾を大きく持ち上げると、その下から白い太ももが見える。
紺色のスカートの下から見える白い太ももは、すべすべとしていてとてもセクシーだ。
だが、それに触れることもなく、僕はスカートの裾をウエストのところに捻じ込んだ。
「ほら、これでいい」
そう言って僕はカメラのところに戻った。
スカートをめくり上げられ、ウエストのところで止められて両手を麻縄で縛りあげられている女の子の姿だ。
恥ずかしさがその両膝の動きに現れている。

麻縄で縛られているため、手が使えないからスカートの裾を元に戻すこともできず、めくり上げられた格好でカメラの前に立たされている。
羞恥のポーズだ。
もし学校でこんな姿をさせられ、教室の中で立たされていたなら、クラスメートの目の前でこんな姿にされたなら、どんなに恥ずかしいだろう。
そんなことを想像させる。
高校生の時、クラスの女の子を思いながら、こんなことをしたいとずっと思っていた。
それが今、目の前にある。
麻縄で縛られ、スカートをめくられて降ろすこともできずに立たされている。
「どうだ?」

「恥ずかしいなあ?」
カメラのフラッシュが光るたびに、絵里香は少し目を細める。
白くてすべすべした太ももが、僕の問いに答えているかのようにもじもじと動き、両膝が強く押し付けられている。
