M女の隠れ家                                          <コラム−23>


「SM初心者のための、M女性との交際指南、その1」

 M女性とうまく交際したい、これはS男性なら誰もが持っている望みではないかと思います。
僕はこれまでに60人近くのM女性とお付き合いをし、奴隷として調教してきました。

そして今も複数の奴隷を持ち、調教しています。
SMを始めた頃はいろんな試行錯誤があり、時間とお金と労力も無駄にしてきました。

それからいくつかの幸運も重なり、これだけの数のM女性とお付き合いをし、今現在はこの「M女の隠れ家」というサイトを運営して、毎日多数の来訪者を得ています。
そんな僕の経験を踏まえて、M女性と交際するためのエキスをお伝えしたいと思います。

無駄に時間と労力を使い、偶然と幸運の間を流されるのではなく、SMの先輩として初心者の方にその道しるべとなるものをここに残しておきます。
『SM初心者のための、M女性との交際指南』のはじまりです。




指南書、その一
 M女性が、初めて自分のM性を男性に打ち明ける時、どれほどの勇気がいることでしょう。
今まで、誰にも言わずに心の奥にしまってきた本当の自分の一番恥ずかしいことを、他の人に告げるのです。
M女性が大変な勇気を振り絞って打ち明けているということを、まずはじめに男性は肝に銘じておかなければなりません。

男性と書きましたのは、Sかどうかは問わないということです。
M女性が自分のM性を打ち明ける相手の男性はS男性であって欲しいと願っていることでしょうけど、その願いがかなうかどうかはまだ分かりません。
Sっぽいことを言っているだけで、実はただセックスがしたいだけのいわゆる「なんちゃってS」も大勢います。
むしろ、本物のS男性のほうが、普段はSっぽいことなど言わないものですけどね。

相手が本物のS男性かどうかも分からないのに、自分の一番恥ずかしいことを告げるのですから、大変な危険も伴っています。
もし相手が本物のS男性でなかったならば、せっかく勇気を振り絞って打ち明けたことが全て逆効果になってしまいます。
場合によっては、自分のM性を他の人に言いふらされるかもしれません。
もし、そんなことにでもなったら、自分の将来に大変な影響を及ぼしかねないのです。

そんなリスクを背負ってまでM女性は自分のM性を打ち明けているということを、しっかりと心に留めて受け止めてあげること、これがS男性としてのスタートラインだと僕は思います。

指南書、その二
以前、僕のサイトに載せている「何でも掲示板」に、こんな相談が書かれていました。

はじめまして、みゅうと申します。
とある大学の女子大生なのですが、大学に入ってから友達に少しずつ話を聞いて、「SM」について知りました(そういった知識の習得が遅いほうだとは自覚してますが。。)
そこで、私は誰かに調教されたり、誰かの奴隷になることには悦びどころか恐怖さえ感じるのですが、「縛られてみたい」気持ちは考え起こしてみると、小学生の時からあったように思うのです…。
ちょうどその頃は、精神的に親や先生――つまり大人から縛られて生きていたようなもので、そのこととも関係あるのかなと思っていたのですが、ここでの調教写真館などで縛られている姿を見ると、何だか興奮というか羨ましささえ感じてしまうのです。
こんな私はMなのでしょうか、やっぱり。。

話は変わって、SMにも信頼関係が大切というスタンスにはものすごく好感が持てました。その気持ちから、この掲示板に書き込みしても大丈夫かなって思えました。

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69.Re: はじめまして。。
名前:Blue 日付:9月11日(月) 5時45分
はじめまして。
僕のサイトに来ていただき、どうもありがとう。
まず結論から申し上げますと、みゅうさんはMですね。
M性を持っていない人は、縛られてみたいなどという気持ちは決して起きないものです。
M性はその人が生まれた時から元々持っているものです。
だから意外と小さい頃からそのM性が出てくる人も多いんですよ。
縛られるということへの憧れは、M性の表れです。

またいつでもここに遊びにきてくださいね。
お待ちしています。
http://yayaya1.com./index.htm

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71.Re: はじめまして。。
名前:みゅう 日付:9月12日(火) 0時35分
ご丁寧な返信、ありがとうございました☆

自覚をしたからといって、何がどう変わるわけではないのですが、少しすっきりしました。小さい頃からマンガや小説で縛られてるシーンとか絵を見ると、何故ぞくぞくしたのか、その意味がわかってきて、何ともいえない複雑な気持ちになります。。
また遊びに来させてくださいね。ありがとうございました。


このみゅうという女の子の気持ちは、とてもよく分かります。
それは、これまでにも同様の相談を何度も受けてきたからです。

M性というのは、その人が元々生まれた時から持っているものです。
どうして生まれた時から持っているのかは、残念ながら僕には分かりません。
またそれは遺伝なのかと言われても、それも分かりません。

でも、元々その人が持って生まれたものですから、問題なのはいつそのM性が目覚めるかということになります。
ずっと眠ったままで目覚めないということはありません。
いつか必ずそのM性が目覚めます。
人によって早いか遅いかだけの違いです。

早い人だと、もう幼稚園の頃にはそのM性を自覚していたという人もいました。
以前に僕が調教したことのある女性の話です。
その人が幼稚園の頃に見たテレビ番組で、お姫様が悪者に捕まって縛られて牢獄に閉じ込められるシーンを見たときは、息苦しいほどに心臓がドキドキしたそうです。
そして、幼稚園でみんなと遊んでいる時は、決まって自分から「捕らわれの役」をするのだったといっていました。
誰も助けに来てくれない「捕らわれの役」をしていると、妙にドキドキと興奮したとのことです。

その後、大きくなって、自分でスーパーで荷造り用の綿ロープなどを買い、それで自分自身を縛ることを覚えていきました。
夜、布団の中で自分をその綿ロープで縛るとゾクゾクするような快感が湧いてきます。

そんな中でMの喜びを知っていったのです。

また、思春期になって性に目覚める頃に、大抵の人はその眠っていたM性も一緒に目覚めます。
オナニーを覚え始めた時、ただ性器をいじるだけでは物足りず、洗濯ばさみで乳首を挟んだりすることを知ります。
洗濯ばさみで乳首を挟んだ時、その痛みをじっと我慢していると、痛みの中にとろけるような疼きと快感を覚えるのです。
痛みの中の快感は、他の快感とは違う、とても強い魅力があります。
自分でしているよりも、いつか誰かにされたい、そんな思いを抱きながら・・・。




指南書、その三

本や雑誌を見て目覚める人もいます。
身近な人が持っているSM雑誌などを偶然目にして、そんな刺激的な世界があることを知るのです。
あるM女性は父親が隠し持っていたSM雑誌をたまたま目にして、そのことを知りました。
それ以来、こっそり隠れてその雑誌を見て、密かな興奮を覚えたそうです。

M性を持っている人は、決して不幸なわけではありません。
むしろ、普通の人が持つことの出来ない素晴らしい才能だと僕は考えています。
普通の人が感じることのできない素晴らしい快感を感じることができ、素晴らしいSMの世界を知ることができるのですから。
さらに、M性を持っている人は同時に高い感受性も持っている人が多いようです。
それは、感度のいいアンテナのようなものです。
他の人が気付かないことを知り、他の人には見えないものを見ることができるのです。

M女性の多くは高い感受性とともに、とても繊細な心を持っています。
これまで「こんなことを望んでいる自分はおかしいのではないか?」という疑問を持っていて、自分自身を否定するような考え方になっていた女性が多くいます。
それが今、ようやく本当の自分に気づき、初めて勇気を振り絞って自分のM性を打ち明けている。
その勇気を褒め称え、M女性の思いを受け入れてあげることこそが、S男性たる者が持たなければならない心構えでしょう。
S男性としてM女性と交際するにあたり、M女性のことを優先して考えてあげる懐の深さを持ち合わせていなければ、M女性はあなたに全てをゆだねようという気持ちにはならないものです。
M女性は高い感受性を持っていますから、そのことをすぐに感じ取って見抜いてしまいます。
S男性がM女性を自分の性奴隷として思うようにいじめたい、調教したいという気持ちがあるのはよく理解できます。
しかし、それが先に立ってしまっては、M女性を本当に自分の奴隷とすることはできません。
順番が逆なのです。
M女性の思いを受け止め、M女性のことを思ってあげることでM女性があなたの奴隷になりたいという気持ちになった時、初めてあなたはM女性を奴隷とすることができるのです。




指南書、その四

S男性としての「心構え」ができたならば、次に必要なのは「知識」です。
SMや調教の知識も必要ですが、最も必要なのは「M女性についての知識」です。
彼女たちの多くは、自分の中にあるM性についてとても困惑しどうしてよいのかとそのM性を持て余しているものです。
M性は決して「悪いもの」や「おかしなもの」ではない、持って生まれた貴重な「才能」だということを教えてあげることが大切です。
M女性の心の中には、いろんな秘められた願望が渦巻いています。
とても他の人には言えない、恥ずかしい願望です。
M女性がそんな願望を小さな頃からずっと隠し持っていたということをあなたが知っていれば、あなたの発する言葉にM女性は「ああ、この男性は私を否定していない。私の本当の姿を理解してくれている」と感じて、あなたに信頼を寄せ始めることでしょう。
知識は「力」なのです。
M女性の信頼を得る「力」となるのは、M女性に対する知識と理解です。
M女性に対する正しい知識を得て、その知識を十分に理解すること、それが心構えの次にS男性に求められることです。
SM初心者といえども、最低限必要なものを持っていなければ、M女性との交際は始りません。
S男性としての心構えができたなら、次は知識を得ていきましょう。
知識を得る方法は、本を読む、インターネットで調べる、人の話を聞くなど、いろんな手段があります。
これは努力あるのみです。
努力を放棄したり嫌っていては、SMに限らず何事も始まりません。
しっかりとした心構えと、十分な正しい知識とその理解があって、初めてS男性としてM女性を求める資格が得られるのです。
S男性の資格を得たならば、さあ出かけましょう、M女性との交際を求めて。
どこへ出かけるのかって?
それは、また次の機会にでも、ご指南申し上げることにいたしましょう。

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